シバザクラの育て方

 

 

基本丈夫な花です。

一番気を付けることは日当たりと水はけです。

乾燥には強いのでとにかく日当たりのいいところに植えてください。

陽当たりの悪いところですと花付き株出来が悪くなります。

あと雨の後なかなか水のひかないような場所には

植えないでください。

 

 

この2点に気を付ければ

あとは心配ないと思います。

 

株が拡がりますので30cm以上の間隔で植えてください。

肥料はあまり必要ありません。

植え付け時に

バークたい肥を多めにすきこんでください。

順調に育っているようでしたら肥料はやらなくても大丈夫です。

 

植え付け時には根をはぐさずにそのまま植えてください。

 

グラウンドカバーにされる場合にも

踏まないようにしください

踏まれるのは嫌う花です。

 

シバザクラ 春の挿し芽

 

シバザクラは挿し芽がよく活着して

簡単にできます。

 

まず5センチくらいの挿し穂を取ります。

 

挿し穂の下の部分の葉っぱを取って

挿しやすい形にします。

1センチくらいでいいです。

 

 

あとはこれを普通の用土を詰めたポットに挿します。

少々、葉っぱのついた部分が入っても

ぜんぜん大丈夫です。

 

 

冬場は写真左側のように紅葉してますが

これも気にしなくて大丈夫です。

 

あとはしっかり上から水をやっておきます。

大事なのは置き場所で

直射日光の当たらない明るい日陰に置いときます。

野外に置いてください。

 

発根すると写真のように青葉が出てきます。

 

 

あとは時期ですが

春先まだ寒い時期からでもできます。

新芽が出ると新芽は水が下がりやすいので

新芽が出るまでに挿してください。

  

 

                                     

 

                                              

 

 

                                                                    

 

シバザクラは挿し芽がよく活着して

簡単にできます。

 

まず5センチくらいの挿し穂を取ります。

 

挿し穂の下の部分の葉っぱを取って

挿しやすい形にします。

1センチくらいでいいです。

 

 

あとはこれを普通の用土を詰めたポットに挿します。

少々、葉っぱのついた部分が入っても

ぜんぜん大丈夫です。

 

 

冬場は写真左側のように紅葉してますが

これも気にしなくて大丈夫です。

 

あとはしっかり上から水をやっておきます。

大事なのは置き場所で

直射日光の当たらない明るい日陰に置いときます。

野外に置いてください。

 

発根すると写真のように青葉が出てきます。

 

 

あとは時期ですが

春先まだ寒い時期からでもできます。

新芽が出ると新芽は水が下がりやすいので

新芽が出るまでに挿してください。

  

 

                                     

 

                                              

 

 

                                                                    

 

 

 



 

 

 

カンパニュラの株分け (這うタイプ)

 

暖かくなってきました。霜もすっかり弱い霜になってます。

予報も3月は気温高めとなってます。

 

                                                               

 

そろそろ株分けの季節になります。

早春のこの時期でさい低気温が上がってきたこの時期が

株分けの最適期になります。

 

 

カンパニュラの仲間でこの這うタイプのものは

暑さに強く丈夫な品種です。

 

100えんになっていた処分品があったので

株分けしてみます。

 

 

ポットを外すとこんな感じです。

土をおとして

ざっくり大きく二つに分けます。

注意点は大きく分けることです。

大きく分けると成功率が格段に上がります。

 

とくにこのカンパニュラは太い地下茎を作るので

株分けしやすいと思います。

 

 

あとは置き場所です。

根がしっかり張り出すまでのひと月くらいは

直射日光のあたらないところで管理してください。

 

団地では鉢で育てて

梅雨時には雨をよけてやり

真夏は熱い時間帯に直射日光のあたらないところか

寒冷紗などの日よけをして夏越しをすると長く楽しめます。

 

写真 八重のペチュニア デュオ サマーです。

花は小さめ5センチくらいですが

割とまとまりがよい品種で株姿がいいです。

ペチュニアの種まき 2

普通の方は種まきに小袋の種をまかれると思います。

大体、種の数が30~100粒くらいだと思います。

その際には便利なのが

お風呂用品の石けん箱です。

 

 

100粒くらいまでの種をまくのにちょうどいい大きさです。

用土の深さも3センチくらいでぴったりの深さになります。

種まき用の培土を詰めるとこんな感じです。

 

 

種まき培土ですが

サカタやタキイさんの用土が安心です。

ちょっと値段は高めですがポット上げと違って

そんなにたくさんの量はいらないので

高くても安心できるものを使ってください。

 

ペチュニアの場合、しばらくはほんとに小っちゃいので

底面給水で水をやります。

 

 

こんなふうに播種箱より大きな器に水を2cmくらい張ります。

 

 

2、30分ほっておくと水を吸い上げますので

土の表面が黒っぽく変わって重たくなります。

そういう状態になったら水やりは完了です。

 

たくさんまいた時には

プラ船っていう大きな器を使うといっぺんにたくさん水やりができます。

ある程度の大きさになるまでは

底面給水で水やりをしてください。

 

 

写真のペチュニアはプリズムサンシャインです。

大輪で明るいライトイエローのペチュニアです。

去年、久しぶりに咲かせていらした方の様子をみて

今年は種まいてみました。大輪なので多少ウエーブがかかります。

 

 

ペチュニアの種まき

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ペチュニアの種まきですが

生種は微細種子ですのでちっちゃいものになります。

この場合はそのまままくと

団子になったり、ムラになったりするので

増量剤としてパーライトバーミキュライトと混ぜてからまきます。

ペチュニアは好光性の種子なので軽く覆土します。

調理用のふるいを使って軽ーく土を落とすと簡単です。

 

最近は小袋の種でもコーティングがしてあるものも増えてきています。

この場合はある程度の大きさがあるのでそのまま まけます。

コーティングがよく湿るようにしっかり霧を吹いてやってください。

 

ペチュニアは初期育成が遅く

はじめは小っちゃい状態が続くので

上から水をやらずに底面給水でしたから水を吸わせてやります。

 

市販のペチュニア苗は苗をちっちゃくする薬を使ってますので

自分で種から育てるとよく育ちます。

 

種まきの資材や底面給水は次回アップします。

 

写真は ドルチェ フランベです。

上品な大人色のペチュニアで好きだったんですが

 

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最近 種売ってなくて残念です。

 

ネモフィラ  

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あっという間に6月です。
昨日、今日と梅雨の走りのようなグズグズ天気です。
管理がむつかしい時期にいなります。

ネモフィラです。
ファイブスポットっていう品種で
花弁にブルーのリップが五つ入ります。

 

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写真のようにネモフィラといえばブルーですが
こういう花もあります。

ちょっと大きめの株でブルーに比べると
形よく咲きます。
ちょっと白色なんで見た目じみですが
可愛い感じで咲きます。

特にこの品種は強くて丈夫で育てやすいですし

株もブルーよりまとまりがよく

こぼれ種の芽吹きもいいです。

 

基本ネモフィラはコケコケしながら咲き進んでいくので
終わりごろにはどうしても形悪くなりますが
ちょっと形が悪くなってものこしておいて
こぼれ種をしっかり落としてやってください。

 

育て方の基本

 

ポット上げがむつかしい花なので

やっぱり種を直播きして育てるのが一番楽です。

苗を仕立てる場合も

ポットに直播きして育ててください。

 

あとは強い耐寒性はないので

ムリをして冬越しさせるより

霜が強い場所では春まきしてみてください。

 

あと、水切れがしやすいので

株が大きくなって温度が上がってきたら注意してください。

 

地植えをするときには

過湿になりやすい場所(雨の後水が引かないような)はさけてください。

 

 

 

 

アゲラタム

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暑さに強く、花が長く咲き、育てやすくて増やしやすい。
ほんとに重宝する花で
春から晩秋まで長く楽しめます。

 

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花は切花として花屋さんで売られているくらいで
花持ちのいい花です。
切花用の品種をたくさん植えると
切花たくさん取れます。

普通はソフトブルーが定番の色ですが
ピンク、アカ、白などの色もあります。

 

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ホームセンターさんや園芸店さんで花壇苗として売られているものは
草丈の低い品種ですが
切花にもなる背の高い品種もあります。

趣味の園芸では酸性土壌によわいので石灰を入れてくださいってあったのですが
極端に酸性のところでなければ
そんなに気にしなくてもいいように思います。
お植えになって様子を見てください。

病害虫

病害虫はうどんこ病がでることがあるそうですが
当園は農家なので日あたりがいいせいか
うどんこ病は出たことはありません。
うどんこ病が出た場合には殺菌剤を使って消毒してください。

毛虫による食害は時々出ますが
定期的に防除するというよりは
食害が出たときにすぐに薬剤散布をするくらいで大丈夫です。
毛虫も幼虫の時にはほんとに小さいので見落としやすいので
しっかりすみずみまで散布するのがコツです。
食べるものではないのでスミチオンなどの
薬効が浸透するタイプの薬剤が散布の回数を減らせます。
ナメクジもときどき食害するので
ナメクジの多い場所では据置タイプの薬剤を使ってみてくささい。


肥料

肥料は普通のやり方で大丈夫です。
特別に多めとか少なめにとかいうことはないみたいです。
お客様には
あまりよくない置肥もありますので
安心して結果の出せるハイポネックスのマグアンプの置肥をおすすめしてます。
ご家庭でお使いになるに量はそんなにたくさんでないので
大きめの袋で買えばそんなに高くはないと思います。
肥料によってやっぱり結果は違うみたいです。
まめに肥料をおわれるかたでしたら
信頼できる液肥で定期的に1000倍で追っていけば大丈夫です。

切り戻し

長く形よく咲かせるためには
切り戻しが大事です
切り戻すことによって枝の数が増え花の数も多くなります。
アゲラタムは切り戻しに対して戻りの芽吹きがいいので
ザックリ切ってやっても大丈夫です。
おもいきってやってください。
この繰り返しで育てていきます。
数が少ない時には
葉っぱの上から丁寧に切ってやると
株の形が早く整います。


鉢植え?地植え?

地植え鉢植えどちらでもできますが
地植えの方が断然管理が楽になりますし
この花ほんらいの良さがでます。

鉢植えの場合は水切れしやすいので
とくに気温の高い時期には気をつけてやってください。
生育にあわせて3号から5号、5号から7、8号と
定期的に根が回るたびに鉢増しをしてやってください。

陽当り

日照はややほしがる感じですが
やはり夏場の時期には西日の残らない場所の方がいいみたいです

増やし方

とにかく簡単に挿し芽で増やせます。
地上部から根が出ていのが見えるくらいですから
ある程度気温が上がった5月のなかばくらいなら
ご家庭用でしたらそんなに数はいらないと思いますので
大きめの4から5センチくらいの挿し穂をとってやって
鹿沼土に差してください。
置き場所は直射日光の当たらないところに置いてください
朝晩霧吹きで挿し穂に水分を与えてください。

根が出てるかなーと抜いて確認してみたくなるのですが
ガマンしてください。これ結構大事です。やりたくなるんですよね
三週間くらいして挿し穂を軽く持って引っ張って抵抗感があるようなら発根しています。
ポットに上げてやってください。
このあともしっかり活着するまでは直射日光は避けてください。
根鉢ができたら定植してください。

ホームセンター、園芸店、花屋さんでの
出回り時期

3月~6月くらいによく出回ります。
極端にこじんまりしている苗は矮化剤(株を小さくする薬)を強くかけているので避けたほうがいいです。

花期

だいたいですが購入時から切り戻しをしていけば寒いところで10月末くらいまでで
暖かいところでは11月半ばまでの開花になります。

種の入手方法
ホームセンターさんではほとんど置いていませんが
大手の種苗メーカーさんの通販で簡単に入手できます。

種まきの方法

普通の春まきになります。
八重ざくらの咲く頃が目安になります。
日あたりのいい家の中でしたら
少し早めにまけます。
このときは直射日光は当たらないところに置いてください。
発芽したらすぐに間延びしないように軒下など雨の当たらない屋外に出します。
室内に置きっぱなしにするともやし苗になったり
温度が上がりすぎて水切れしたりするので気をつけてください。

品種 花壇、鉢植え向きのブルーハワイ、ブルーの切り花向けのカットブルー
        切り花向けで白、ピンク、赤などもあるタイムレスなどがあります。

あくまで当園で育ててみての簡単な感想ですので参考程度にしてください。
いろいろなサイトがありますので調べてみてください。
よろしくお願いします。

せらにし花園

広島県世羅町の380メートルの高原で
ゆっくり苗を自然育苗しています。
矮化剤、ホルモン剤を使わず露地で丈夫な花苗をそだてていきたいです。

園主  田村憲治